身近に居たらだいぶ面倒くさそうであまりお近づきにはなりたくないかも・・・ってな人たちしか出てこない。必然自分でも日々生き難さを感じながら日の当たらない人生を送っているだろう人々、それに注がれる監督の愛しげな熱視線が半端なくて、危うく伝染しそうになった。細かい演出のディテール、人物の芝居や表情の切り撮り方が絶妙で、群像劇を演じる役者さんたちも一人一人、映画の中で実にキラキラ輝いていた。ろくでなし役はろくでなし俳優?のアノ人が演じてローリングしていた。役者さんたちの発する熱量と、その魅力を存分に引き立てる監督の力量の相乗で、秀逸な作品。
小口詩子(武蔵野美術大学映像学科教授/映像作家) 派手な演出が多い作品ではないですが 川越街道の道のりを舞台に登場する様々なキャラクターが実際に出会ったことはないはずなのに行動や喋り方、雰囲気がどことなく今まで出会ったことあるんじゃないかと思う親近感があってクスっとなる要素もジーンとくる要素もあって。 大きな何かが解決するってわけでもなくまた日常が帰ってくる普段の感覚に近いそんな作品だからこそのあったかさやシュールさを味わえると思います! 見たらわかる、映画はこれにつきます!(笑) ぜひ! 白木智之(ボーカル ・谷川POPゴリラ) Comments are closed.
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April 2018
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